真空吸引システム(Vacuum Box)
Eichrom社は自社のVacuum Box(バキュームボックス)システムと抽出クロマトグラフィー用レジンカートリッジを組み合わせた〝時間節約″のご提案をいたします。
Vacuum Boxを用いた分離では、従来のカラム法を用いた自然落下方式と比べて分析時間を約半分に短縮可能です。ユーザーやEichrom社のラボでは、アクチノイドおよびストロンチウムに対する収率が従来のカラム法と同じように一貫して高いことを示しています。
クロマトグラフィーは、Eichrom社製Sグレード(粒形50~100μm)のレジンカートリッジの使用で改善が期待できます。これらの充填済みカートリッジはタンデム分離用として2個以上積み重ねることができるように設計されています。分離工程の多くでは、例えばTEVA、TRU、Srレジンのように複数のレジンにおいて共通の充填溶液を使用します。
サンプル充填や最初の洗浄ステップではLuer接続で積み重ね、最終分析物の除去の段階でカートリッジを切り離すことができます。サンプル充填には標準的なシリンジ容器の使用を推奨しますが、オスLuer接続付きリザーバー(容器)の多くも使用できます。
カートリッジは2種類の使い捨てプラスチックパーツでVacuum Boxに接続します。白色インナーサポートチューブ(AR-1000-TUBE-PE)はカートリッジをしっかり密閉し、黄色アウターチップ(AR-1000-OT)で固定します。充填済みカラムと同様に、各充填済みカートリッジには識別ロットが印字されています。
使用方法
使用方法(VBS01)は下記よりご覧いただけます
Eichrom methods:
Vacuum Box System (VBS) Setup and Operation Instructions Reference_No. VBS01
紹介ムービー
取扱仕様
真空吸引システム(Vacuum Box) |
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対応本数 |
寸法(縦×横×高さ) |
商品番号 |
12本掛け用 |
32×14.5×18cm |
AR-12-BOX |
24本掛け用 | 57×14.5×18cm | AR-24-BOX |