製品の詳細
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OligoMaker DNA/RNA合成装置は、高速かつ
費用対効果の高いオリゴヌクレオチド合成装置です。
OligoMaker DNA/RNA合成装置の特徴
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異なる長さのオリゴを同一ランで合成可能
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標準的な試薬を使用するので経済的
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標準のアミダイトボトルを6本搭載し、最大14本までの追加が可能(オプション)
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合成中のラインのフラッシングが不要
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高価なカラムの使用不要
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ユーザーフレンドリーな装置操作
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Excelシートによるシーケンスデータを直接OligoMaker合成装置本体に読み込み可能
はじめに
最新のDNA/RNA合成装置
OligoMakerは、柔軟なDNA/RNA合成のためのインテリジェントなソリューションです。研究室の仕様に合わせて、最適なDNA/RNA合成装置を選択することができます。
アミダイトポジション
OligoMakerは標準で6個(標準モノマー用に4個、修飾用に2個)のアミダイトポジションを備えています。また、オプションでアミダイトポジションを追加することも可能で、最大14個のアミダイトポジションを搭載することができます。
オキシダイザーポジションの追加(オプション)
オプションでオキシダイザーポジション(Ox2)を追加することにより、より速い合成やチオ合成が可能になります。
インテリジェントパージ&ドレインシステム
空気や水分と接触を避けるために、カラム上部のチャンバーは、不活性ガスでパージされます。カラムからの反応溶液は、付属のポンプによる吸引システムによって行われます。そのため、圧力を利用したカラムからの反応溶液を排出する他の装置と比較すると、ガス使用量は非常に少ないです。
高品質なオリゴ合成
OligoMakerは、非常に高品質なオリゴを合成できるよう設計されています。ソフトウェアは、さまざまな長さのオリゴを並列システムで合成するために設計されています。
扱いやすいハードウェア
試薬リザーバー、リアクションプレート、コントロールパネルはすべて機器の前面にあります。リアクションプレートを装置にセットするだけで、合成を開始することができます。
シンプルなユーザーインターフェース
ソフトウェアはシンプルで使いやすいように設計されています。Run(実行)ファイルはコンピューター上のExcelシートで作成し、ネットワーク接続または標準USBメモリスティックを使用してOligoMakerに転送します。
特徴
カラム
OligoMaker は標準タイプのABI3900カラムを使用します。カラムは、ルーズなCPGを使用したオープンカラム、ボトムフィルターとトップフィルターを使用したクローズドカラム、またはCPGフリットを使用することができます。
最小限のメンテナンス
装置のメンテナンスは、簡単かつ迅速に行うことができます。チューブやバルブは装置の前面に配置されているため、交換は簡単です。1本のネジを緩めるだけで、バルブを交換できます。この作業は2分程で完了します。もちろん、装置の外部を清潔にすることも必要です。また、各合成作業の前にチューブの端を洗浄する必要もあります。
インストール/ビデオチュートリアル
OligoMaker X12は、納入時に以下の使用方法を動画でお届けします。
- 開梱
- インストール
- 操作
- 日々のメンテナンス
- トラブルシューティングとサービス
OligoMaker 48、96、192については、下記”仕様”の”トレーニング(オプション)”をご参照ください。
容量
OligoMaker X12: 1時間以内に最大12個の20merオリゴを並列して合成することができます。
OligoMaker 48: 3時間以内に最大48個の20merオリゴを並列して合成することができます。
OligoMaker 96: 3時間以内に最大96個の20merオリゴを並列して合成することができます。
OligoMaker 192: 4時間以内に最大192個の20merオリゴを並列して合成することができます。
OligoMaker X192:4時間以内に最大192個の20merオリゴを並列して合成することができます。
OligoMaker 768:10時間以内に最大768個の20merオリゴを並列して合成することができます。
OligoMaker 1536:14時間以内に最大1436個の20merオリゴを並列して合成することができます。
合成スケール
OligoMakerは10nmol、50nmol、200nmol、1μmolのスケールで合成することができます。
少ないガス消費量
標準的なアルゴンまたは窒素を使用します。ガスの消費量は非常に少ないです。
混合塩基 合成
OligoMakerの標準的なIUPAC-IUBルールを使用して、混合塩基を自動的に合成します。
A
C
G
T (or U)
R
Y
S
W
K
M
B
D
H
V
N
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Adenine
Cytosine
Guanine
Thymine (or Uracil)
A or G
C or T
G or C
A or T
G or T
A or C
C or G or T
A or G or T
A or C or T
A or C or G
any base
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マイナー塩基
OligoMakerは標準で6個のアミダイトポジション(標準モノマー用に4個、マイナー塩基やdyeアミダイト用に2個)を備えています。また、オプションでアミダイトポジションを追加でき、合計で最大14個のアミダイトポジションを装備することができます。追加のボトルには1、2、3、4などの名称が付けられています。
オキシダイザー(チオ)ポジションの追加
オプションで、酸化剤(チオ)ポジションを追加できます。
チオ化が必要な場合は、a、c、g、t (またはu)などの小文字を使用します。ボトル番号1、2、3、4のアミダイトを使用する場合は、それぞれi、j、u、pを使用します。x、z、qも使用可能です。
エクストラスピード
オプションで、デブロックポジションを追加できます。これにより、合成におけるデブロック化ステップの時間が早くなり、サイクルタイムが大幅に短縮されます。
RNA
OligoMakerは、中国の大きなオリゴハウスでDNA/DNAオリゴの合成に日常的に使用されています。
LNA
OligoMakerは、製薬会社の研究所でDNA/LNAオリゴの合成に日常的に使用されています。
合成装置
OligoMaker 48
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2時間以内で48本のオリゴ(20mer)、約90分で10本のオリゴを合成します。
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48カラムのリアクションプレートと精製用の1 x 48カラムのマニホールドを備えています。
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OligoMaker 96
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3時間以内で96本のオリゴ(20mer)を合成します。
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96カラムのリアクションプレートと精製用の1 x 96カラムのマニホールドを備えています。
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1〜96種類のオリゴ配列をロードして合成することができます。
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OligoMaker 192にアップグレードすることができます。
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OligoMaker 192
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4時間以内で192本のオリゴ(20mer)を合成します。
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192カラムのリアクションプレートと精製用の2×96カラムのマニホールドを備えています。
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1〜192種類のオリゴ配列をロードして合成することができます。
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OligoMaker X12
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研究室向けに設計された新しいDNA/RNA合成装置ですが、ハイスループットラボでの2台目の合成装置としてもお勧めです。
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最大12本のオリゴ(20mer)を約1時間で合成します。
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主に標識オリゴの製造用に設計されていますが、長いオリゴの合成にも最適です。
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標準のアミダイトポジションは6個ですが、オプションで最大14個のアミダイトポジション、および第2のオキシダイザーポジションを追加した仕様でも提供が可能です。
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バルブはカラムの真上に設置されているため、市場で試薬の消費量が最も少ない合成装置のひとつです。
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OligoMaker48、96、192と同じハードウェア、ソフトウェアです。
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価格とコストパフォーマンスに優れた合成装置です。
この他、OligoMaker X96、OligoMaker X192、OligoMaker 384、OligoMaker 768、OligoMaker 1536もご用意しております。
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仕様
試薬ガスシステム
試薬ボトルに供給される不活性ガスは、装置内の異なる2つのレギュレーターによって調節されます。1つはアミダイトとアクチベーターのボトル圧力を調節し、もう1つは他のすべてのボトル圧力を調節します。各レギュレーターには、その試薬への圧力を示す圧力計が付いています。
試薬のプライミング
プライムモードでは、各試薬を個別にプライミングし、同時にすべての試薬ノズルを目視で確認することができます。また、ワンタッチですべての試薬をプライミングすることができます。
アミダイトポジション
OligoMakerは標準で6個のアミダイトポジション(標準モノマー用に4個、修飾モノマー用に2個)を備えています。また、オプションでアミダイトポジションを追加することが可能で、最大14個のアミダイトポジションを搭載することができます。
混合塩基合成
OligoMakerの標準的なIUPAC-IUBルールを使用して、混合塩基を自動的に合成します(縮退オリゴ)。また、RNA合成における混合塩基も扱うことができます。
ハードウェアとソフトウェア
OligoMakerで合成を行うためには、コンピューターまたはMacが必要です。Microsoftエクセルを使用して、コンピューターまたはMacからOligoMakerにシーケンスデータを転送します。ネットワーク接続またはUSBメモリスティックを使用して、シーケンスデータの転送を行います(コンピューター、Mac、MicrosoftエクセルはOligoMaker本体には付属しません)。
OligoMakerにはソフトウェアがプリインストールされていて、タッチスクリーンで動作します。すべての合成プロトコルはUSBメモリスティックと印刷物で供給されます。このソフトウェアと合成プロトコルはOligoMaker本体に含まれます。
プロトコルエディタ
OligoMaker社の合成プロトコルには柔軟なプロトコルエディタが含まれており、プロトコルを修正して新しい名前で保存したり、ゼロからプロトコルを書き込んだりすることができます。プロトコルの編集はExcelで行うことができます。さまざまな合成スケール用のプロトコルが含まれています。さまざまな合成スケールやシーケンス長に対応した特殊なプロトコルを簡単に編集することができます。
プロトコルは、標準的なシアノエチルホスホロアミダイトケミストリーで使用するために設計されています。柔軟性があるので、プロトコルを作成できます。例として、カップリングが遅いホスホアミダイトには、カップリング時間の延長または追加カップリングを与えることができます。必要に応じて、すべての試薬に追加の反応時間またはより長い反応時間を与えることができます。
合成装置の制御
合成装置は、内蔵のソフトウェアで操作・制御されます。操作は、シンプルなユーザーインターフェースを備えたタッチスクリーンで制御されます。
電源の喪失
OligoMakerには、オプションでUPS(無停電電源装置)を付属させることで、最大30分まで装置を稼働させることができます。使用者は「一時停止」に設定してください。電源が復帰した後は、合成を継続することができます。
バルブの故障
バルブが故障し、バルブから試薬がリークしている場合でも、試薬の過剰分は自動的に排出され、装置内に試薬が漏れだすことはありません。
ドキュメンテーション
装置には、ハードウェア、メンテナンス、制御ソフトウェア、操作および部品について記載した操作マニュアルが含まれています。さらに、すべてのドキュメント、オペレーティングシステム、ドライブシステム、バルブ制御システムは、USBメモリスティックに収録されています。
OligoMakerのCEマーキング
- 2009年より
- OligoMakerの音圧レベルは70dB以下です。
設置条件
- 換気フードまたは同様のもの
- 電源への接続(110V、220V、240V)
- 窒素/アルゴンガスボンベ(最低3 気圧)への接続。 ガスが遮断される可能性があるため、バルブを近くに配置する必要があります。
- Macまたはコンピューター
輸送
OligoMakerは木箱のパレット(幅60cm×長さ80cm×高さ75cm、重量90kg)で配送されます。開梱は、専門家が行う必要があります。
トレーニング(オプション)
OligoMaker DNA/RNA合成装置をご購入いただいた場合、現地での2日間のワークショップ(OligoMaker 48、96、192)が行われます。
ワークショップには下記が含まれます:
- 研究室への装置の設置
- DNA/RNA合成装置の操作方法の研修
- 合成プロトコルの編集方法
- 日々のメンテナンス
- トラブルシューティングとサービス
40 nmolスケールにおける試薬消費量
Amidite:
Activator:
Cap A:
Cap B:
Ox:
Deb:
Acetonitrile:
Waste total
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0,05ml (1mg)
0,06ml
0,06ml
0,06ml
0,1ml
0,15ml
0,45ml
0,90ml
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合成サイクルごとにすべての量が示されます
世界各地での導入事例
OligoMaker DNA/RNA合成装置の7つの導入例をご紹介します。
製薬会社(米国)
米国では、1台のOligoMaker X12合成装置が研究目的で研究所に導入されています。
ハイスループット- 研究所(中国)
中国では、6台のOligoMaker 192が同じ民間の研究所に導入され、少量スケールの未修飾DNA / RNAオリゴの合成に使用されています。その中でも2台は、8個のアミダイトポジション(標準DNAモノマー用に4個、RNAモノマー用に4個)が装備されています。1台は10個のアミダイトポジション(標準DNAモノマー用に4個、RNAモノマー用に4個、修飾用に2個)が装備されています。
製薬会社(ヨーロッパ)
ヨーロッパに導入された1台のOligoMaker 48は、8個のアミダイトポジション(標準DNAモノマー用に4個、その他のバックボーンモノマー用に4個)が装備されています。特殊なバックボーン構造を持つ1uMスケールまでのオリゴが、社内使用のみを目的として合成されます。
スタートアップ- DNA合成研究所(中東)
中東に導入された1台のOligoMaker 48は、9個のアミダイトポジション(標準DNAモノマー用に4個、修飾用に5個)を備えています。合成ラボでは、地元のお客様へOligoMakerで合成された幅広いオリゴやプローブを提供しています。合成装置に加えて、トレーニングワークショップと精製プロトコルも提供されました。
ハイスループット- 研究所(ヨーロッパ)
ヨーロッパでは、4台のOligoMaker 48合成装置が民間の研究所に導入されています。4台すべてに14個のアミダイトポジション(標準DNAモノマー用に4個、修飾用に10個)を搭載されています。合成装置は修飾オリゴの合成用として使用されています。合成装置は会社のITインフラストラクチャに統合されています。
学術研究機関(南米)
南米で導入された1台のOligoMaker 96は、6個のアミダイトポジション(標準DNAモノマー用に4個、修飾用に2個)を装備しています。少量スケールの標準的なオリゴと修飾DNAオリゴを、研究用に合成しています。
診断研究所/臨床検査室(アフリカ)
アフリカでは、6個のアミダイトポジション(標準DNAモノマー用に4つ、修飾用に2つ)を装備したOligoMaker 12が、政府の診断研究所/臨床検査室に設置されました。この合成装置は、標準的なプライマーだけでなく、社内のリアルタイムPCR用の二重標識プローブにも使用される予定です。この合成装置は国際開発援助の資金援助を受けました。